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4月下旬から始まる大型連休「ゴールデンウィーク」に対して、9月の大型連休「シルバーウィーク」。
幻のシルバーウィーク
2003年の法改正により9月の最大5連休が可能となったのですが、現実にはシルバーウィークが毎年実現するわけではありません。
これまで5連休となったのは、2009年と2015年の二回です。
なぜ、ゴールデンウィークのように毎年大型連休にならないのか？
理由は、秋分の日にあります。
秋分の日は国立天文台の予測で決まる！
9月の祝日は、敬老の日（9月の第3月曜日）と秋分の日（9月23日前後）の二日です。
これらを含めて5連休になる条件は
・秋分の日が21、22、23日のいずれかであること
・秋分の日が水曜日であること
の両方を満たすことです。
敬老の日は、ハッピーマンデー制度により必ず月曜日になります。
一方、秋分の日は、国立天文台の予測で決定されるため、日付も曜日もその年によって異なります。
また、秋分の日が水曜日になると、敬老の日と秋分の日の間に挟まる火曜日が「国民の休日」に規定され祝日になるのです。
こうした条件が整わない年には、シルバーウィークは存在しないか、短い連休に留まります。
