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日常的に適度な運動を行うことは、生活習慣病の予防や、疲れにくい体になるなど、心身にとってよい影響を及ぼします。
運動は、軽すぎると効果が低く、強くしすぎると体への負担が大きく健康を害してしまう可能性もありますから、自分自身にあった運動量を知ることはとても大切です。
では、どのくらいの運動をするのがよいのでしょうか?
厚生労働省によると、成人であれば
・1日1万歩以上の歩行
・週2回、1回30分以上の息がはずむ程度の運動
を理想として、最初はウォーキングから始めるとよいとのことですが、個人の体力や体調などから、上記では軽すぎる・重すぎる、という場合もあるでしょう。
自身の適正な運動量を測る指標の一つに、脈拍を参考にする方法があるそうです。
運動強度(1分間の脈拍数)=(220-年齢)×目標強度(0.5から0.6※)
※健康維持が目的の場合。体重減少や筋力増強を目的とする場合は、0.7から0.8程度で設定します。
30歳であれば、(220-30)×0.5から0.6、つまり脈拍が95から114の間になるように体を動かすとよい、ということですね。
最近は、脈拍や歩数を確認できるスマートウォッチなども普及していますから、目安確認に活用してみてもよいかもしれません。
運動は気負わず小さなことから始めると続きやすいですから、
・歩く速度を上げてみたら、ちょうどよい運動強度になった
・ジムでの運動を心拍数が上がりすぎないようにしたら、無理なく続けられるようになった
といったように日々を振り返って運動量を調節してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
せっかくの運動の秋ですから、無理なく楽しく取り組みたいですね。
ご参考になりましたら幸いです。
<ご参考までに>
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